空を仰いで ~尹東柱の詩でつなぐ日韓関係~ | テレビ番組 |
番組ID | 212781 |
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放送日 | 2017.04.01 |
分数 | 48 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | RKB毎日放送 |
製作者 | RKB毎日放送 |
制作社 | RKB毎日放送 |
出演者 | 朗読:坂田周大、ナレーション:高藤秋子 |
スタッフ | 翻訳:伊吹郷、撮影:森永浩司、音声:松本英彦、編集:川路幹夫、音響効果:寺岡章人、照明:濵田嘉博、題字:平山仁是、美術:谷恭平、美術:藤陽介、CG:脇田純子、テロップ:柳原桂、コーディネーター:裵鍾華、ディレクター:大村由紀子、プロデューサー:大村由紀子 |
概要 | 韓国の国民的詩人・尹東柱(ユンドンジュ)。韓国では教科書に詩が載せられ、誰もが暗唱出来るほどよく知られている。尹東柱は1917年、日本の統治下にあった中国東北部に生まれた。ソウルの延禧(ヨニ)専門学校(現・延世大学)で文学を学んだあと、日本へ留学。同志社大学在学中に、治安維持法違反で逮捕され、投獄先の福岡刑務所で27歳の生涯を終えた。福岡では、1995年から毎年追悼式が行われ、市民による「尹東柱の詩を読む会」の活動も続けられている。尹東柱の詩は日本語教育が行われた時代にハングルで書かれ、民族の文化を奪われた悲しみや苦悩が暗喩されており、日本の植民地支配に対する「抵抗詩人」とも呼ばれている。一方、敬虔なキリスト教徒らしい、内省的で、美しい言葉で綴られた詩は、時代も国も越える普遍性を持ち、人間愛に満ちている。福岡の詩を読む会には、韓国から人が訪ねてくるようになった。生誕100年を迎える2017年、詩を通して草の根で紡がれようとしている新たな日韓関係を考える。 |