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NNNドキュメント’17 ビンの中のお父さん 被爆者調査“真の狙い” テレビ番組
番組ID

212662
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放送日

2017.12.18

分数

46

ジャンル

ドキュメンタリー

放送局

中京テレビ放送(CTV)

製作者

中京テレビ放送(CTV)

制作社

中京テレビ放送(CTV)

出演者

ナレーター:萩原聖人、ナレーター:杉山裕子

スタッフ

撮影:柴田彰紀、撮影:寺尾光明、音声:大矢香織、編集:上慶則、構成:安川克巳、音響効果:伊藤琢磨、ミキサー:原田雅代、リサーチ:杉浦邦枝、タイトル:加藤眞由美、ディレクター:森俊太、プロデューサー:板谷学

概要

三重県在住の坂牧幸子さんは1歳の時、長崎で家族と共に被爆。24年後に父親が亡くなった際、原爆傷害調査委員会(通称ABCC)に父親の遺体を引き渡した。ABCCはアメリカが“被爆者の健康調査”を目的に広島と長崎に設置した機関で、父の臓器の“献体”を求められた坂牧さんは、「被爆者を救うことになる」と感じて父の臓器を手渡した。ABCCの取材を続けると、被爆者の遺体だけでなく、若い被爆者や被爆者が生んだ赤ん坊の調査も行っていたことが判明。調査研究の名のもとに、被爆者は徹底的に調査されたのだ。あの研究は被爆者のためになったのか。坂牧さんは真実を確かめるため行動を起こした。そして長崎に今も被爆者の臓器が保管されている事実を突き止めた。「二度と会えないと思っていた父に会えるのなら、もう一度だけ会いたい」。長崎を訪れた坂牧さんがそこで見たものは、ビンの中で静かに眠っていた5千を超える被爆者の臓器。その中に父親の臓器もあった。姿を変えた父親は彼女に何を語るのか。現代にもつながる核の脅威と、そこに翻弄された人々と国を追った。


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