HBC戦後70年スペシャル 幻の札幌五輪 戦火に散ったジャンパー | テレビ番組 |
番組ID | 209150 |
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放送日 | 2015.03.22 |
分数 | 47 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 北海道放送(HBC) |
製作者 | 北海道放送(HBC) |
制作社 | 北海道放送(HBC)、HBCフレックス、フィックス |
出演者 | ナレーター:村井裕子 |
スタッフ | 撮影:星原康伸、撮影:崎野優子、撮影:小林大樹、音声:志田和音、音声:長谷川和哉、編集:四倉悠策、音響効果:高橋伸哉、ディレクター:岩下恵子、プロデューサー:渡辺圭一、制作:眞鍋康志 |
概要 | 終戦70年が近づいている。戦時中、国の決定が多くの夢や希望を踏みにじり、断ち切った。追い立てられるかのように戦地へ赴いた若者たち。彼らはその時代をどう生きようとしたのか。◆戦前の北海道・小樽に、将来を嘱望されたスキージャンプ選手がいた。久保登喜夫さんだ。小柄ながら卓越した身体能力を持ち、17歳の時に日本選手権で優勝。1940年2月に開催が決まっていた「冬季オリンピック札幌大会」におけるジャンプ競技の有力候補選手として注目されていた。◆だが時代は、オリンピックの開催を許さなかった。日本は日中戦争の悪化から国際的に孤立を深め、国内でも五輪反対論が高まっていく。1939年、日本政府は東京と札幌で決定していた夏と冬のオリンピック大会について、開催権を返上した。◆そして戦争は、久保登喜夫さんの人生をも奪う。終戦の年、沖縄の海で敵艦に特攻。23歳で命を散らせた。戦争が幻と終わらせた“夢の祭典”1940年の札幌冬季五輪。そしてオリンピック出場を夢見ながら、戦場で命を散らすしかなかった若きジャンパー・久保登喜夫さん。番組では、久保さんを知る人々を訪ねて戦争が奪い去った若者の夢を辿り、今ではあまり語られなくなった「幻の札幌五輪」計画に迫る。 |