想いがつないだ見えないレール 機関車修復物語 | ラジオ番組 |
番組ID | R21976 |
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放送日 | 2015.09.28 |
分数 | 29 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | RKB毎日放送 |
製作者 | RKB毎日放送 |
制作社 | RKB毎日放送 |
出演者 | ナレーション:坂田周大 |
スタッフ | 構成:三輪肇、ディレクター:三輪肇、プロデューサー:古賀和子、技術:塩塚未納、効果:三輪肇 |
概要 | 1台の展示用蒸気機関車の修復が進む。9600型蒸気機関車(愛称「キューロク」)は、国産の代表的なSLだ。石炭や人々を運び、1974年に55年間の現役運行を終え、以後40年、かつて産炭地だった志免町の公園に展示されてきた。だが公園改修に伴い、解体が決定した。ところが、それを知った大分県玖珠町が譲り受け、鉄道遺産「旧豊後森機関庫」に移設展示することになったのだ。長年風雨にさらされ傷んだこの車体の修復を、筑豊三都のひとつ、直方市の汽車倶楽部代表、江口一紀さんが並々ならぬ情熱で買って出た。江口さんの原動力は、先人を敬い、街を愛する想い。その想いは志免町、筑豊・直方、大分県玖珠町へと繋がり、それは石炭産業や鉄道が人と人とを繋いできた日本の近代化の歴史と重なっていく。そして2015年夏、陸路で運ばれた蒸気機関車がついに旧豊後森機関庫に到着する。 |