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山下勇 風に吹かれて ラジオ番組
番組ID

R02861
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放送日

2006.01.27

分数

59

ジャンル

教育・教養

放送局

四国放送(JRT)

製作者

四国放送(JRT)

制作社

四国放送(JRT)

出演者

山下勇、福井和美

スタッフ

制作:降旗哲也、構成:降旗哲也、演出:降旗哲也

概要

四季折々の季節の話題と音楽で綴る番組。出演は気象予報士の山下勇と福井和美アナウンサー。この日の番組では、元禄15年12月14日に大雪の江戸で起きた「忠臣蔵」をとりあげる。気象の側面などから改めて考察を試みることで、忠臣蔵の本当の姿に迫る。◆山下勇氏の謎解きは、まず仇討ち当日の天気から始まる。その日の江戸は大雪だったといわれているが、江戸で大雪が降る気圧配置はどのようなものか、大雪が仇討ちに影響したのではないか…?。そして山下氏はこの大雪が赤穂浪士に味方したと見る。◆さらに元禄15年の冬は暖冬だった可能性が高かったと大胆に推測。その月に大雪をもたらす低気圧が関東沿岸部を通ったとすれば、大陸高気圧の勢力が弱かったと考えられるからだ。従ってその年は暖冬で春の訪れも早かったはずだという。◆また一般的に雪が降る時、地上の気温は3℃以下であるが、討ち入ったのは一日で気温が最も低くなる早朝だったことから、氷点下であった可能性が高い。この低温が勝敗の決め手になったと山下氏は見ている。◆浅野内匠頭が辞世の句を詠む切腹の場面、映画などでは白装束の内匠頭が座る庭に舞う桜は、希にソメイヨシノであったりするが、ソメイヨシノが誕生したのは江戸時代末期のはずであり、時代を考えると矛盾する…。こうして303年前の忠臣蔵を一つひとつ見直していく。


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