市民たちの水俣病 | テレビ番組 |
番組ID | 008126 |
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放送日 | 1997.05.31 |
分数 | 48 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 熊本放送(RKK) |
製作者 | 熊本放送(RKK) |
制作社 | 熊本放送(RKK) |
出演者 | ナレーション:清原憲一 |
スタッフ | 撮影:永戸和夫、撮影:山室正吉、音声:板橋大介、音声:川村健治、編集:浦谷英明、ディレクター:村上雅通、プロデューサー:藤井昭、プロデューサー:山本文雄 |
概要 | 「水俣病」。土地の名を背負ったこの公害病に対する市民たちの複雑な思いを描く。◆水俣病を発生・拡大させたのは、結果的に水俣の地域社会が深くかかわっていると指摘する声がある。昭和34年(1959)の工場排水停止に対する反対陳情。43年の工場再建のための水俣市発展市民協議会など、チッソの危機は、水俣市全体の危機として受け止められた。チッソの責任を追及する動きが出てくると、チッソを擁護しようという住民意識が台頭。被害者の運動への反感が公然と表明される場面もあった。営業不振に直面した旅館主や商店主や水俣市出身という偏見や差別を受けた市民の屈辱感が、患者に向けられることもあった。繰り返し起こった病名変更運動もそのような住民感情の表われだ。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第45回教養番組部門最優秀)、ギャラクシー賞(第35回選奨) |