極める・日本の美と心 夜光貝工芸の神秘 国宝・片輪車蒔絵螺鈿手箱 | テレビ番組 |
番組ID | 005681 |
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放送日 | 1992.10.02 |
分数 | 26 |
ジャンル | 教育・教養 |
放送局 | テレビ東京 |
製作者 | グレートデン |
制作社 | テレビ東京、グレートデン |
出演者 | 語り:奈良岡朋子、語り:安田正利 |
スタッフ | 制作:曽根市郎、制作:永尾和樹、演出:加納守、音楽:柴田敬一、撮影:愛甲明正、構成:加納守 |
概要 | 螺鈿の調度品としては日本最古の国宝、『片輪車蒔絵螺鈿手箱』。長さ30センチの小箱に描かれた流水文の中に片輪車が浮かぶ構図。◆平安貴族が使った牛車。鴨川の流れの中で乾燥を防ぐため半輪を水に浸す有様は、当時ごくありふれた風景だった。中国から渡った螺鈿技術に徐々に改良を加え、金銀や夜光貝をあしらう高度な蒔絵螺鈿技術が日本独自のものとして育っていった。構図も、身近な自然を取り入れながら日本の美意識を凝縮させていた。◆【国宝】片輪車蒔絵螺鈿手箱〔東京国立博物館〕、扇面法華経冊子巻六〔四天王寺〕◆【その他】螺鈿紫檀五弦琵琶〔正倉院〕、螺鈿玉帯箱 |