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【企画展示】  企画展 TEZUKA ISHInoMORI HEROES 手塚・石ノ森 ヒーローズ

 1963年の日本初の本格的国産テレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』以降、多くのマンガがアニメーションや実写作品としてテレビで放送され、映像を通してマンガからのメッセージが多くの人々へ浸透していきました。そして50年経った今でも、マンガ原作の作品が多数放送されています。
 手塚治虫は、自分の作品を次々とアニメ化し、『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』など多くの名作を残しました。一方、手塚治虫より10歳年下の石森章太郎は、マンガと映像を融合した先駆者として、アニメ『サイボーグ009』に始まり、東映と共に『仮面ライダー』『秘密戦隊ゴレンジャー』『人造人間キカイダー』など特撮番組を次々と生み出し、70年代の特撮黄金期を作りました。「仮面ライダー」シリーズは、今も新作が生み出され多くの人気を集めています。
 放送ライブラリーでは、この夏、手塚治虫と石森章太郎を取り上げる企画展を開催します。会場では、二人の出会いと交流・映像への原点を紹介するほか、テレビで放送された二人の作品を中心に、マンガ直筆原稿・絵コンテ・設定資料・セル画・台本ほか、貴重な資料を多数展示します。また、戦後70周年の本年、戦争を体験し作品の中に平和へのメッセージを込めてきた二人の想いも伝えます。
 併せて、上映会場では『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『サイボーグ009』『仮面ライダー』シリーズほか、二人の代表作の数々をたっぷりと上映します。放送ライブラリーならではの充実したプログラムです。
 また記念撮影コーナー、クイズ・ぬりえ・アフレコなどの体験コーナーもお楽しみ頂けます。是非、夏休みにご家族連れでお越しください。

(C)手塚プロダクション (C)石森プロ

  • 会  期 : 2015年7月10日(金)~9月13日(日)月曜休館(月祝の場合は翌平日休)
  • 時  間 : 10時~17時
  • 会  場 : 放送ライブラリー 展示フロア
  • 主  催 :(公財) 放送番組センター
  • 企画制作 : 手塚プロダクション、石森プロ
  • 協  力 : 虫プロダクション、東映、東映アニメーション
  • 入  場 : 無料

★NEWS★

『ブラック・ジャック』ファンの方必見!
10月放送開始のTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』の番組特製クリアファイルを、
ご希望の方に差し上げます。
9/12(土)、13(日)限定、各日30枚限りです。お早めにどうぞ。

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会場で実施するクイズに全問正解した方に、この企画展のオリジナルシールを差し上げます。
 オリジナルシールの予定枚数が終了したため、代わりのプレゼントを差し上げています(8/22~)。




  仮面ライダーベンチコーナー
仮面ライダーと並んで写真が撮れます!


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【展示内容】

1.ふたりの絆
手塚治虫と石森章太郎の出会いと交流、二人の映像の原点などを紹介します。

2.マンガとテレビ
テレビで放送された二人の作品を中心に、マンガ直筆原稿・絵コンテ・設定資料・セル画・台本ほか、貴重な資料を多数展示します。
※( )内はテレビ放送開始年、実は実写作品、無印はアニメ作品

<手塚治虫>
『鉄腕アトム』(1963)...1963年以降、1980年、2003年にテレビシリーズで放送され、その後2009年にはハリウッド製作の映画になりました。その変遷も紹介します。
『W3』(ワンダースリー)(1965)
『ジャングル大帝』(1965)
『悟空の大冒険』(1967)LEO.jpg
『リボンの騎士』(1967)
『どろろ』(1969)
『ふしぎなメルモ』(1971)
『海底超特急マリン・エクスプレス』(1979)など

『ジャングル大帝』
 1950年11月号~1954年4月号「漫画少年」連載
 (C)手塚プロダクション

<石森章太郎>
『サイボーグ009』(1968)...1968年以降、1979年、2001年にテレビシリーズで放送されており、劇場映画も1966年、1967年、1980年、2012年に制作されています。その変遷も紹介します。
『佐武と市捕物控』(1968)
『仮面ライダー』(1971・実)Rider-p.jpg
『さるとびエッちゃん』(1971)
『人造人間キカイダー』(1972・実)
『がんばれ!!ロボコン』(1974・実)
『星の子チョビン』(1974)
『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975・実)
『仮面ライダーBLACK』(1988・実)など

『仮面ライダー』
 1971年16号~23号「ぼくらマガジン」連載
1971年23号~52号「週刊少年マガジン」連載
 (C)石森プロ

『鉄腕アトム』第34話 ミドロが沼
社内だけでは制作が追い付かなくなった虫プロが、石森章太郎ほかトキワ荘で共に過ごした漫画家仲間たちが設立したスタジオゼロに発注した作品。漫画界のドリームチームで制作された『鉄腕アトム』ですが、アトムの顔にも、それぞれの漫画家の個性が出てしまい、絵に統一性がなくなってしまったというエピソードがある作品です。
手塚治虫と石森章太郎の接点として、当時の資料などの展示で紹介します。

3.平和へのメッセージ
戦後70周年の本年、戦争を体験し作品の中に平和へのメッセージを込めてきた二人の想いを、作品を通じて伝えます。

4.進化し続ける作品
時を超えて支持される二人の作品。新たに『ヤング ブラック・ジャック』、『サイボーグ009』がアニメ化されます。

5.体験コーナー
 1 クイズ、ぬりえに挑戦!
 2 『ASTROBOY 鉄腕アトム』のアフレコ体験
 3 手塚・石ノ森ライブラリー(手塚治虫・石森章太郎を読んでみよう!)
 4 マンガのコマの中に入り込める!?楽しい記念撮影コーナーを体験してください。

※都合により、展示内容が変更になる場合がございます。ご了承ください。

6.上映会(手塚・石森シアター)
手塚治虫、石森章太郎原作の名作番組、関連番組をたっぷりと上映します。

【上映プログラム】 午前10:30開始
 ※「 」は手塚作品、『 』は石森作品
 ※上映時間、各話サブタイトル等、詳しいスケジュールは こちら

Aプログラム
「鉄腕アトム(63年版)」『サイボーグ009(68年版)』「W3(ワンダースリー)」『仮面ライダー・V3・X』「NHK特集 手塚治虫 創作の秘密」

Bプログラム
『仮面ライダーアマゾン・ストロンガー』「鉄腕アトム(63年版)」『人造人間キカイダー』『秘密戦隊ゴレンジャー』「ジャングル大帝」

Cプログラム
「鉄腕アトム(63年版)」『佐武と市捕物控』「悟空の大冒険」『サイボーグ009(79年版)』『仮面ライダー(スカイライダー)・スーパー1』「NHK特集 手塚治虫 創作の秘密」

Dプログラム
『星の子チョビン』「鉄腕アトム(63年版)」『がんばれ!!ロボコン』「リボンの騎士」『サイボーグ009(01年版)』『仮面ライダーBLACK・BLACK RX』

Eプログラム
「鉄腕アトム(63年版)」『仮面ライダークウガ・アギト』「どろろ」『サイボーグ009(68年版)』「100万年地球の旅 バンダーブック」*ブラック・ジャックが大活躍する作品。

Fプログラム
『サイボーグ009(79年版)』「鉄腕アトム(63年版)」『仮面ライダー龍騎・555(ファイズ)』「ふしぎなメルモ」『仮面ライダー剣(ブレイド)・響鬼』

Gプログラム
「鉄腕アトム(63年版)」『仮面ライダーカブト・電王』「ワンダービートS(スクランブル)」『佐武と市捕物控』「海底超特急マリン・エクスプレス」*手塚マンガ人気キャラクター総登場作品。

Hプログラム
『仮面ライダーキバ・ディケイド・W(ダブル)』「鉄腕アトム(80年版)」『サイボーグ009(01年版)』「三つ目がとおる」『仮面ライダーオーズ/OOO・フォーゼ』

特別プログラム
「サイボーグ009」DAY サイボーグ009(68年版)(79年版)(01年版)
※7/19は、「サイボーグ009」の連載が始まった"サイボーグ009Day"です。

tezukahoraire.png※都合により、上映プログラム・スケジュールが変更になる場合があります。ご了承ください。

☆放送ライブラリーでは、手塚治虫、石森章太郎関連作品を多数、視聴フロアで公開しています。また、この企画展に併せて、新たに32番組が新規に公開されました。
詳しくは こちら